
突然ですがみなさん。「片足立ち」の状態で何秒キープできますか?
簡単そうに思えて、なかなか難しい「片足立ち」。実は、すごく運動量のあるトレーニングなのです。暑い夏、ウォーキングやランニングを毎日続けるのはかなり大変ですよね。
今回は、部屋のなかでも簡単に行えて、かつ運動量のある「片足立ち」のメリットをご紹介します。
片足立ちでダイエット?
片足立ちとは、名前の通り、片足のみで立つ立ち方です。足の筋力やバランス機能を調べるために用いられる方法です。 挑戦してみると、意外とフラフラしたり、足の裏が痛くなったりしてくるはずです。
それは、普段使っていない筋肉が使われている証拠。 リハビリや医療的な治療などにも幅広く使われている運動方法なのですよ。
片足立ちのメリット
片足立ち運動をお勧めする1番の理由は、なんといってもどこでも実践できること。そして1日1分という短時間だけで良いのも魅力ですよね。
どんな運動をするにしても、継続することがとても大切です。どこでもできる&短時間で良いという、継続しやすい条件が揃っている片足立ちダイエットは忙しいみなさんに本当におすすめです。 それでは、実際に片足立ちの効果についてご紹介します。
- 下半身の筋力アップ
下半身の筋トレと聞くと、どうしてもきついイメージが浮かぶのではないでしょうか。でも、この片足立ちをするだけで、しっかりと下半身を鍛えることができるのです。
下半身を鍛えることで、疲れにくくなることや、転倒防止効果も得られるようになります。激しい運動をするのではなく、片足で立つだけの運動ですので、ご家族で一緒に行うこともおすすめです。
お子さんの転倒による怪我なども予防していきましょう!
- 骨盤を整える
片足を上げて股関節を緩めることで、骨盤の緊張をほぐすことができます。
人の骨盤は気づかないうちに普段の生活で固まっているのをご存知ですか?固まって緊張した状態になっている骨盤を定期的に緩めてあげることが大切なのです。
そうすることで、骨盤のバランスが揃い、全身の血液やリンパの流れを良くする効果もあるのですよ。ダイエットをしていると、骨盤を整えることの重要性について一度は聞いたことがあるかと思います。
骨盤が整って、血液の循環を良くさせることで胃腸の調子もよくなります。冷えやむくみの改善にもつながりますね。
- 体幹が鍛えられる
以前の記事、「美しい身体のラインは体幹から!初心者の方におすすめの体幹トレーニング」で体幹を鍛える大切さをお伝えしました。
ご紹介した、フロントブリッジなどの体幹トレーニングを実践された方はいらっしゃるでしょうか。
「意外としんどい…」と感じられた方も多くいるはず。
実は、片足で立つ際に、自然と使われるのが体幹なのです。辛いトレーニングをしなくても、体幹を鍛えることは可能です!フロントブリッジを実践して諦めかけた方は、ぜひ今日からまた継続的にこの方法でトレーニングしてみてくださいね。
やり方&アレンジ術
ではさっそく、やり方をご紹介します。やり方はとても簡単です。
- 周りに少しスペースをとって立ち上がります。
- 膝をあげて足先を地面から5cm~10cm程度持ち上げます。
- あげた状態で1分間ゆっくりと呼吸をしながらキープ!
- 反対側の足も同じように行ってください。
1分間の片足立ちに慣れた方は、時間を少しずつ長くするか、ヨガの「木のポーズ」を始めることもおすすめです。
「木のポーズ」とは?
木のポーズとは、写真のように片方の足を内側の付け根につけて片足立ちをするヨガのポーズです。足腰のポーズのさらなる強化はもちろん、体幹もバランス感覚も効率よく鍛えることができます。
やり方
- 片足を持ち上げて、もう片方の足の内側の付け根につけます。
- 太ももに軽く力をいれて、背筋を伸ばします。
- 両手をあげることでリンパの流れを促進させることができます。
ポイントはゆっくりと呼吸をすること。無理をしない程度に、左右深呼吸を8回行いましょう!
さいごに
片足をあげるだけのエクササイズ。道具もいらず、気軽に始められるので、ぜひ今夜から始めてみてくださいね。