汗腺トレーニングで“悪い汗”と決別!エクリン腺を鍛えて発汗美人に | レフコメディア

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2018.3.4(Sun)

美容・健康

汗腺トレーニングで“悪い汗”と決別!エクリン腺を鍛えて発汗美人に

汗がべたついたり、嫌なニオイがしたりすると気分が沈んでしまいますよね。

「今は冬だから安心。」と思っている方、汗トラブルが起こるのは夏だけではないんです!意外なことに、実は“春”が一年で最もクサい汗がでる季節と言われています。
(出典:クサい汗が出る季節は夏より春!ニオイを防ぐポイントは●●にあった!

あまり汗が出ない冬〜春の時期も、凝縮された濃い汗はベタベタしてニオイがきつくなり、なかなか厄介。。冬の発汗量の少ないことによる汗腺機能の低下が原因で、汗が本格的に出始める春がクサい汗が出る時期なのです。また、春は新生活の『緊張汗』シーズンでもありますので、常に汗を気にかけなければなりません!

汗のケアは、一年中通して行わなければなりません。でも、きっちりと普段から汗腺を鍛えることでぐんと改善できるのです!!

なぜ汗が出るのか?


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汗の最も重要な働きは『体温調節』です。例えば、気温の高い環境にいるときに、体温が高くなりすぎないように体中にある汗腺を通じて汗が放出され、その水分の蒸発により体の熱を下げてくれます。汗が出る原因は、体温調節の他に、精神性発汗、味覚的発汗があります。

2種類の汗とは?

汗には、『エクリン腺』から出る汗と、『アポクリン腺』から出る汗の2種類があることをご存知ですか?
エクリン腺はほぼ全身に分布しており、臭いがなくサラサラした汗を出します。主に体温調節や運動の後、辛いものを食べたときに出ます。エクリン汗の成分は99%が水であり、残りはナトリウムなどです。

アポクリン腺は、わきの下、陰部、おへそ、胸などに分布しており、ベタベタした汗を出します。腺があります。この汗は、脂肪、アンモニア、ミネラルなどが含まれています。

アポクリン汗が一般的に臭いと言われる理由は、時間が経つにつれて、アポクリン汗に含まれる成分が雑菌によって分解されるためと言われています。

あなたの汗のかき方は大丈夫?


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ここで、あなたの汗のかき方を確認してみましょう!主にチェックしてほしいポイントは、「ある部分にのみ汗が集中していないか」「べたべたした汗ばかり出ていないか」ということです。

顔・額・背中など、ある部位だけに集中して汗が出ていませんか?

この質問に当てはまるという方、あなたのエクリン線は、うまく機能していない可能性があります。エクリン線はほぼ全身に約300万個あると言われていますが、実際に活動しているのは半分程度であると言われています。運動不足などにより汗を分泌する機会が少ないと、更に休眠状態に入る汗腺が増えてしまします。そのため、汗腺機能が衰えている場合、限られた汗腺ばかりから汗が出てしまうのです。

べたべたした汗ばかり出ていませんか?

体温調節時に出るエクリン汗はサラサラしているべきなのに、生活習慣や食生活の乱れなどの要因から、べたべたした汗がでることがあります。これが『悪い汗』と言われるものです。

汗腺は、血液から赤血球や白血球などを除いた「けっしょう」という液体を汗としてくみ出します。そのけっしょうには人間の身体に必要な栄養分、特にミネラルが多く含まれているので、栄養分を再吸収しなければなりません。この再吸収がうまくできなかった汗が様々な成分を含んだベタベタした汗となるのです。

この汗は、サラサラの汗に比べ、蒸発しにくいため、化粧崩れを起こしやすいという方は悪い汗が出ているのかもしれません。

汗腺トレーニングで発汗習慣を身に着けよう


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汗を分泌する汗腺の機能を高めるためには、普段から鍛えることが重要になります!それでは、トレーニング方法をご紹介したいと思います!

汗腺は、血液から赤血球や白血球などを除いた「けっしょう」という液体を汗としてくみ出します。そのけっしょうには人間の身体に必要な栄養分、特にミネラルが多く含まれているので、栄養分を再吸収しなければなりません。この再吸収がうまくできなかった汗が様々な成分を含んだベタベタした汗となるのです。

有酸素運動 

悪い汗を良い汗に変えるためには、運動がとても効果的です。体温を上げることで、汗腺を目覚めさせることができるのと同時に、血行や代謝が良くなるため、良い汗が出やすくなります。身体にあまり負荷がかからず、一定時間続けることができる有酸素運動が、発汗作用があります。ウォーキングやバイク、エアロビクスなどもそれにあたります。

身体を温める食べ物

摂取する飲食類で体の内側から汗腺機能を高めることができます。冬場は特に有効になる方法です。冬場に取れる食べ物は体を温める効果がありますので、それらを摂取すると良いです。

また、辛い食べ物は即効性があり、これも有効です。例えば、唐辛子に含まれるカプサイシンには発汗作用や脂肪燃焼を促進する効果が、しょうがに含まれるジンゲロンやショウガオールに発汗作用が、ねぎに含まれる辛味成分アリシンには血行を良くし体を温める作用があるため、ダイレクトに汗腺を活性化させてくれます。

手足高温浴 

まずは、バスタブに43度くらいの熱めのお湯を少なめにはり、汗腺の多い手や足を10分ほどつけて、集中的に温めます。その次に、水を足したぬるめのお湯で半身浴します。これを2週間ほど続けると、休眠状態にある汗腺が活動を再開し、全身からサラサラの汗をかきやすい身体になります。

エアコンを控える

空調の整った快適な環境で過ごすと、汗腺が退化してしまいます。体温を下げることが汗の最大の役割であり、汗腺を活性化させる術です。室外との気温差はできるだけ5度以内に抑えて、しっかり汗をかく環境に身を置くことも立派な汗腺トレーニングになります。

さいごに

汗に関するストレスを解消するために、ぜひ試していただきたいのが『汗腺トレーニング』です。退化してしまった汗腺機能を高めて、良い汗をかける体作りを心がけるようにしてください!

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