プロテインの摂取の際には牛乳を活用されている方も多いと思います。

牛乳に多く含まれるカルシウム、実は、体重の1～2％の重さで体内に存在しています。

（99％が骨と歯に、残りの1％が血液などの体液や筋肉などの組織に分布）

カルシウムの主な働きは…
◎骨や歯の形成
◎筋肉の働きをなめらかにする
◎脳や神経の働きの補助

特に、血液や筋肉に存在する1％のカルシウムは、心臓の筋肉や脳の神経細胞の働きをコントロールするなど、生命の維持や活動に欠かせない重要な役割をしています。
血中には常に一定量のカルシウムが必要なので、血中のカルシウムが不足すると、からだが危機感を覚えて副甲状腺ホルモンを分泌させ、骨に蓄えられているカルシウムを取り出し、体内に補っています。

この骨からの取り出しが慢性的になってくると骨の脆い部分が出てきてしまいます！

さてカルシウム不足は肥満とも関係があるようです…

カルシウムは脂肪の代謝にも関わっており、不足すると脂肪を溜め込みやすくなるともいわれています。カルシウム不足によって骨から溶かし出されたカルシウムは血中に入りますが、血中のカルシウム濃度が高くなると、脂肪細胞で脂肪酸合成酵素が多く作られるようになり、中性脂肪が増加してしまうのです。一方、体内に十分なカルシウムがあると脂肪の合成が抑えられ、分解が促進されると考えられています。
そもそもカルシウムは丈夫な骨や筋肉を保つうえで欠かせないものなので、太らないためはもちろん、健康の維持のためにも不足しないようにしないといけません。

参照：https://www.angfa.jp/karada-aging/practice/calcium/

毎日のプロテイン摂取の際に牛乳を活用することを改めて意識してもらえるといいのではないでしょうか？体質などもありますので無理はできませんが、検討していただければ幸いです。

（レフコ丸亀店　山下）