身体の不調がわかる!ニキビができる場所…その裏に隠れた原因とは? | レフコメディア

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2018.4.29(Sun)

美容・健康

身体の不調がわかる!ニキビができる場所…その裏に隠れた原因とは?

誰もが一度は悩まされるもの。それはニキビです。
やっと治ったと思ったら、また違うところにひとつ…というようになかなか悩みから解放されないこともよくありますよね。

実は、ニキビは出来る場所によってそれぞれ原因があるのです。 メイクで隠すよりも、その原因をつきとめて内側から対策してみませんか?

今回は、ニキビの場所とその原因についてお話します。

ニキビには様々な原因がある

まず、ニキビは基本的に毛穴の中に皮脂が溜ることが原因です。
しかし、「肌の乾燥」や「ホルモンバランスの乱れ」など、年を重ねるにつれてその原因は多岐に及んでいます。

特に、ホルモンバランスの乱れは、ストレスや不規則な生活、睡眠不足、食生活、運動不足など様々なことが影響しています。 こんなニキビには、自分のニキビの原因を知り、正しい対策を行うことが大切なのです。

場所によって違う身体の不調&正しいケア方法

では、よくニキビができる場所とその原因と対策を見ていきましょう。

おでこ

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原因

●胃腸の不調
●睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ
●シャンプーやリンスのすすぎ残し
●前髪の汚れが付着して炎症を起こしている

対策

比較的若い女性に多いこのニキビ。シャンプーやリンスのすすぎ残しや、前髪の汚れが付着して炎症を起こしている可能性があります。

ニキビの炎症が治まるまで前髪を上げるなど、髪の毛が顔にくっつかないヘアスタイルを心がけましょう。 また、大人であれば睡眠不足や偏食、ストレスやホルモンの乱れによるものが考えられます。生活習慣を一度見直してみては?

眉間

原因

●肝機能の低下

対策

眉間のニキビには、まずお酒の量を制限することから始めてみましょう。また、チーズ、牛乳、バターなどの乳製品を控えることも効果的だと言われています。

こめかみ

原因

●ストレス
●肉体労働

対策

ストレスがたまったときにできやすいのがこめかみニキビ。すこしでも軽減できるように、軽い運動やリフレッシュできる時間を設けましょう。

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原因

●肝臓、大腸、肺の不調
●鼻を頻繁に触る癖による汚れ
●ファンデーションや紫外線の肌への負担による、ターンオーバーの乱れ

対策

鼻は、比較的毛穴が大きく皮脂の詰まりが少ないため、ニキビが出にくい場所だと言われています。それにもかかわらずニキビができた人は、アクネ菌が増殖しやすく炎症が起こりやすい状態なので、とにかく清潔にして手で触らないこと。 そして、炎症が治まるまでは薄化粧に切り替え、食事も刺激性の強いものや、ナッツ類や脂っこいもの、甘いものはほどほどにしておきましょう。

Tゾーン全体

原因

●顔ダ二

対策

皮脂が最も多く分泌されるのがTゾーンです。思春期ニキビの典型的ゾーンですが、大人になって出てくる場合は、顔ダニの繁殖も疑ってみましょう。 顔ダニは皮脂を食べてくれる良いものでもありますが、増え過ぎると炎症を拡大させるもとに。肌を清潔に保つことはもちろんのこと、肌の免疫力を下げないことが大事です。副腎皮質ホルモン剤、いわゆるステロイド剤を常用している人や、睡眠不足や偏食が多いと免疫力は急降下するので要注意。

原因

●肝機能の低下 ・便秘 ・糖質や資質の過剰摂取

対策
男性ホルモンの影響で、男の人に多いのが頬ニキビです。女性がここにできる場合は、胃腸が荒れている可能性や、便秘や肝機能障害の可能性が疑われます。お酒を控え、しっかりとした休息をとる。または、胃液の減少や虚弱が原因であることもあるため、胃や肝臓に負担をかける、糖質や資質の取り過ぎには注意しましょう。

口のまわり

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原因
●胃腸の不調
●男性ホルモンの乱れ
●ビタミン不足

対策

最近、食べ過ぎたりしていませんか?胃腸の疲れは体の疲れにつながります。野菜や果物をしっかり摂取するといった栄養バランスに気をつけ、十分な睡眠をとりましょう。

あご

原因

●ホルモンバランスの乱れ
●婦人科系の病気
●からだの冷え

対策

女性の方は、生理前になると、あごにニキビができるという声も多く聞かれます。この時期にホルモンバランスが乱れるのは避けられないことかもしれません。体を温め、疲れを溜め込みすぎないように気を付けましょう。顎のニキビがなかなか治らず、膿んでしまうような場合は、婦人科系疾患も疑ってみる必要があります。

フェイスライン

原因

●不明

対策

原因が複雑で解消するのが難しいと言われていますが、乾燥して角質がかたくなり毛穴がふさがりやすい場所なので、スキンケアは洗顔よりも保湿を重視して行いましょう。

定期的なピーリングも効果的と言われていますが、やり過ぎは乾燥肌の元なので要注意。 スポンジやパフなどの化粧道具を清潔に保つこともニキビ予防のカギを握っています。

生活習慣を見直そう

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ニキビのできる場所別に説明しましたが、原因はひとつではなく、いくつもが重なりあっていることが多いのが現実。 特に大人になってからのニキビは治りにくく、跡も残りやすいですよね。

なので、できる前の「予防」がもっとも大切と言えます!
食事、運動、睡眠、入浴など、もう一度生活習慣を見つめ直してみてください。

ニキビに運動?と思う方もいるかもしれませんが、お肌にとって運動は非常に大切なのです。 運動によって全身の筋肉が使われると、代謝や血行が良くなります。血液の流れがスムーズになると、体の隅々にまで栄養が行き渡るようになるので、お肌にも必要な栄養が届けられます。半身浴などの代謝改善と比較しても、より大きな効果が期待できます。

サイクリングやウォーキング、ヨガやストレッチといった有酸素運動を毎日、1日20分以上を目標にすると良いでしょう。

そしてなんといっても睡眠が一番大切!ニキビが治らない人でよくある共通点が寝る時間が遅いことです。肌の再生を促すゴールデンタイムは、夜10時~深夜2時の間と言われています。忙しくても最低12時までには寝て、質の良い睡眠をとる習慣をつけましょう。

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