低体温が妊娠・お肌・頭痛症状に影響するってホント?低体温改善方法とは | レフコメディア

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2018.4.1(Sun)

美容・健康

低体温が妊娠・お肌・頭痛症状に影響するってホント?低体温改善方法とは

あなたは自分の平熱をご存知ですか?

日本人の約7割は体温が36.6℃から37.2℃の間であると言われています。平熱には個人差があるものですが、「冷えは万病の元」と言われるように、著しい低体温は身体に悪影響を与える可能性があるのです。健康を保つためにも、今日から体温コントロールを始めましょう!

今回は、低体温が体に与える影響と、体温を上手にコントロールする方法をご紹介したいと思います。

実はあなたも低体温かも?

まずは、あなたの平熱を知ることから始めましょう。

「低体温じゃないから大丈夫!」と思われている方も、もしかしたら低体温かもしれません。一般的に、日本人の約7割は体温が36.6℃から37.2℃の間であると言われています。平熱には個人差があり、そのほか、早朝は体温が低く夕方は高くなることがわかっています。

昼間に測った体温で、自分の平熱は大丈夫とお思いの方は、一度正確に自分の平熱を知るために、1日に複数回平熱を測ってみることをお勧めします。

低体温が体に与える影響とは?


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では、具体的に低体温は身体にどのような悪影響をもたらすのでしょうか?

体内の酵素が最も活発に活動できる温度は約36.5℃6.5℃が最も活発に活動できる温度素の働きが低下し、1.新陳代謝の低下、2.免疫力低下、3.血行不良などのトラブルが起こります。

1.新陳代謝の低下

美容において重要な役割を果たすのが、新陳代謝。新陳代謝がうまく機能しないと、お肌にハリがなくなることや、お肌のくすみや肌荒れなどの原因になります。また、新陳代謝の低下は寝付きを悪くさせるだけでなく、動機やめまいがするなどの症状がでる可能性あります。

これは自律神経の機能に支障をきたし、活動する神経「交感神経」と休息する神経「副交感神経」がうまく切り替わらなくなるためです。ちなみに、自律神経が乱れると体温調節もうまくできなくなるので、低体温れると体温調節もうまくできなくなる経「交感神経」と休息する神経「副交感神経」がう恐れがあります。

2.免疫力の低下

体温と免疫力には深い関係があり、体温が一度下がると免疫力が37%落ちるとも言われているのをご存知ですか?35度にまで体温が下がってしまうと、それはがん細胞が最も活発になる体温であり、発ガンの可能性が急増します。
また、免疫力が下がることで、花粉症などのアレルギー症状も出やすくなります。

3.血行不良

さいごにご紹介するのは、低体温による血行不良トラブルです。血流が悪くなることで、栄養や酸素が十分に身体の隅々に行き周らなくなります。このようにして起こる頭の貧血状態が頭痛です。また、低体温で血流が悪くなると妊娠するための機能が低下してしまいます。

人は妊娠すると基礎体温が高温に維持されるようになりますが、元から低体温の人は、子宮周辺の血流が悪くなることで、排卵がうまくできない、妊娠を継続する準備が整いにくいなどの問題が起こります。

なぜ低体温に?


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低体温には生活習慣が大きくかかわっています。例えば食生活や住む環境、普段の運動量などの要因があります。詳しくは、次の低体温対策のコーナーでご紹介します。

生活習慣の他に、年齢も低体温の原因になることがあります。高齢になると体温が下がる傾向にあり、これは老化で身体機能が落ちてきているためだと言われています。

そのため、感染症にかかる可能性や、体調が悪くても、高齢者はもともとの体温が低いため、高熱と判断できる温度まで体温が上がりにくく、病気の兆候や症状を見逃してしまうこともあります。
できるだけ最新の自分の平熱を把握しておくことが重要になります。

それでは、実際にどのような生活習慣が身体に体温を上げるために効果的なのかご紹介したいと思います!!

低体温対策 食生活編

私たちは食べ物から身体のエネルギーや熱を作っています。
体内の糖質をエネルギーに変えるために必要不可欠なのが、ミネラルとビタミンです。

野菜や、鉄分をしっかりと摂取するように心がけることが重要ですが、注意していただきたいのは、野菜は野菜でも、冬に夏の野菜を食べると身体を冷やしてしまします。夏の野菜は水分量が多く、身体を冷やす効果があるためです。

低体温対策 生活環境編


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空調の整った環境で生活すると、体の体温を調節する機能が鈍ってしまいます。結果、うまく汗をかけなくなったり、体温が十分に上昇しなかったりといった問題が発生します。
仕事場がオフィスなどの人であまり外に出る機会が少ない方は、休日は屋内にこもらずに、自然の気温の中に身を置くようにしてください。

もう一つおすすめしたいのが、お風呂です。
ゆっくりとお風呂につかると、身体が温まることで血行が促進され、心もリラックスさせてくれます。また、お風呂は自律神経を整えるきっかけにもなるため、積極的にゆっくりとお風呂につかる時間をとりたいですね。

低体温対策 運動編

運動を怠ると筋肉量が減少し、同時に血液を送る筋力も退化してしまいます。

細胞内にあるミトコンドリア”人体の発電所”と呼ばれていますが、酸素と糖を使ってエネルギーと熱を産生してくれます。筋肉量が多いと、ミトコンドリアの数も多く、体温が上昇するようです。

特にこれが効く!という運動はありませんが、さっきの生活環境編でご紹介したように屋外でする運動がおすすめです。ウォーキングやジョギングなどは難易度が低く、継続しやすい運動だと思います。

さいごに

身体の不調の原因は意外にも、低体温にあるかもしれません。

今回ご紹介した病状にお悩みの方は特に、一度体温チェックしてみてください!

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