肩こり解消のポイントは肩甲骨にあり?
多くの女性が悩む肩こり。いつものことだから…慢性的になっているからと言ってあきらめてはいませんか?
肩こりの方に多くみられる症状は肩甲骨周りが固いこと。肩から肩甲骨周りの血のめぐりが悪くなってしまっていると、肩甲骨が張り付いて動かない状態になります。これによって首から背中の筋肉も硬くなり、肩こりを引き起こす原因になると言われています。
肩甲骨は上下に動くだけでなく、内側と外側にも回転できます。この動きがスムーズに動かなくなるとコリを感じやすくなります。皆さんの肩甲骨はどうでしょうか?
スムーズに動くかどうかの簡単なチェック方法があるので、ぜひお試しください。
肩甲骨やわらかさチェック
①腕を90度に折り、肘を前であわせます。そのまま腕を上にアップ。肩から肘が床と平行になるところまで上がらない。
②背中で右手を上から、左手を下からあげても手がつなげない。(※左右で違いがあるので両方やってみましょう。)
③手を後ろで組みます。組んだ手を徐々にアップ。手が腰骨まで上がらない
④「猫背だね」と周りの人から言われる。
⑤ブラジャーのホックは前でとめて回転させている。
さて、何個当てはまりましたか?
実は一個でも当てはまると肩甲骨が固まってきている兆候です。
でもご安心ください!これから始めるストレッチを行うと徐々に肩甲骨が柔らかく動くようになっていきます。
肩甲骨ストレッチで肩こり解消
肩甲骨が固まってしまう原因として、パソコン操作やスマホを使うときの姿勢があげられます。前かがみになり頭よりも腕が前に出たまま長時間いることはありませんか?意外と知られていないのですが、この時大胸筋が縮まっているのです。
大胸筋が縮まることにより肩甲骨が引っ張られ、肩が前に出てきます。そこで、肩甲骨と合わせて、大胸筋をストレッチしましょう。
ゆっくり大胸筋と肩甲骨をストレッチしてみましょう♪
①腕を前で組み伸ばします。視線はご自身のおへそを覗き込むようにし、背中をまるめます。息を吐きながら左右の肩甲骨をゆっくりと広げていきます。
②両腕を広げ、胸を大きく開きます。手のひらは正面を向け、腕は後ろに引っ張られるように伸ばし、肩甲骨を中央に寄せていきます。
この①と②の動きを繰り返します。
両手はばたきストレッチ
①両手を真上にあげます。一度肩を上にあげ肩をすくませます。腕は真上に上げたまま、ゆっくりを肩甲骨と肩だけを下ろします。
②肩を下げた状態のまま両腕を横に開きながら下げます。
この上げて下げてのシンプルな動きを繰り返していきましょう。背中が徐々にポカポカしてきましたか?
首のストレッチ
①頭を左に倒します。
②右の肩から肩甲骨は下へ下すことを意識し10秒キープします。ゆっくり戻します。
③慣れてきたら、左の手を頭に添え少しだけ下に下げるようサポートします。
無理な力を加えることや、勢いをつけないように注意しましょう。左右同じように伸ばします。
いかがでしたか?首から背中にかけてじんわり暖かくなったのではないでしょうか?
レフコのプログラムでは骨盤リセットで肩甲骨周りをほぐすことができます。ストレッチポールに乗るだけでも大胸筋がストレッチされ、肩甲骨が元の位置にもどりやすくなります。またマシンは、ラットプルダウンを正しいフォームを意識して、軽量で20回やってみましょう。
寒い冬は肩がすくみ、肩こりから頭痛を引き起こす方も多くなります。
毎日の生活の隙間時間をつかって、肩甲骨周りをほぐし、肩こりとさよならしましょう!