食事の前?後?ダイエットに効果的な運動の時間帯&タイミングって? | レフコメディア

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2018.8.26(Sun)

美容・健康

食事の前?後?ダイエットに効果的な運動の時間帯&タイミングって?

来週から9月ですね!食欲の秋であるこの時期。
「毎年秋から冬にかけて体重が増加してしまう…」という方!今年こそは旬の食材も楽しみつつ、なんとか体重の増加を防ぎたいですよね。

そのためには毎日の健康的な運動習慣が欠かせませんが、その運動の効果を高めるためには、運動と食事のタイミングが関係しているのをご存知ですか?

今回は、「運動と食事のタイミング」についてご紹介したいと思います。

運動のタイミングの重要性

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体重の増加を防ぐためには、食事と運動のバランスをうまく保つ必要があります。
それに加えて、意外と見落としがちなのが「運動をするタイミング」

食事と運動のタイミングの関係性については、後ほど詳しくご説明しますが、
運動をするなら「朝・昼・夜」のどのタイミングで行うのが効果的なのでしょうか。

正解は朝!
理由は、朝から日中にかけて交感神経という自律神経が活発に働くからです。
朝と夜では同じ運動をするにしても、消費カロリーや脂肪の燃焼具合が変わってくるのです。

朝は、低血糖の状態なので、血液中の糖分が少なく脂肪の燃焼がより起こりやすくなります。夜の運動と比較すると、朝のほうが10%も脂肪燃焼率が高いというデータもあるのです!

ですが、朝に運動をするにもいくつかの注意が必要です。

一つ目は、低血糖の際に運動をすると、低血糖症状を起こしてしまうかもしれないということ。血液中のブドウ糖が不足している状態で運動をすると、めまい・ふらつきを起こしかねません。消化が早く、ブドウ糖を含んでいる果物などを運動前に軽く食べることをおすすめします。

二つ目は、朝は頭がぼーっとしていたり、筋肉がこわばっている可能性があるため、けがや事故が起きやすいとも考えられています。けがを防ぐために、運動前にしっかりとストレッチを行い、ウォームアップを徹底させることが大切です。

運動をするべきなのは、食前?食後?

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続いて、運動と食事の関係性を見ていきましょう!
運動をするベストなタイミングは、運動は食後の2時間後に行うのがベストといわれています。理由を順番にご紹介します。

運動は食事の2時間後に!

食事のあとすぐに運動をすると、直前の食事で摂取した糖質から先に消費されてしまいます。食事で摂った糖質が主なエネルギー源として使われてしまうからです。どうせ運動をするなら、身体の脂肪を燃焼させたいですよね。

また、満腹時に運動をしてしまうと身体に負担がかかりやすくなるので、疲れやすくなってしまいます。まだ食べ物が消化されていない状態での運動は身体に負担がかかる上、食後すぐは血糖値もあがっていないので、空腹時と同じような危険があります。

2時間ほど経つと、食べ物も消化され、血糖値も程よくあがるので運動しやすい状態になりますよ。食べ物の消化吸収は3時間以上かかると言われているので、運動をし始めて胃が変な感じがするときや、むかむかする場合は運動するタイミングをずらしてくださいね。

先ほど少しご説明した通り、体内の脂肪をたくさん燃焼させたいからといって、空腹のときに無理な運動をするのは体調を壊しかねません。空腹時・満腹時の運動はできるだけ避けてくださいね。

運動後に食事をする場合…

食後2時間後に運動をしたくても、忙しくてなかなか食後2時間も空けたあとに運動できない…という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときは、食事の内容に気を使いましょう!良質なタンパク質と野菜を中心に、メニューを考えてみてくださいね。
筋肉の元となるタンパク質の補給を行うために、魚や肉、卵などを積極的に献立に取り入れてください。筋肉痛の予防には、クエン酸が含まれる食品がおすすめ。
柑橘系の果物や梅干しに多く含まれていますよ。

そして何よりも、「運動したから少しくらい多くても大丈夫…」は危険です!
摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように注意してくださいね。

食事の前に水分を

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今回は、運動と食事の関係についてお話ししました。
運動、食事ときて、あともう一つダイエットに欠かせないのが「水分」
運動をするときも、食事をするときも、水分は必ず摂取しますよね。特に運動のあとに食事をする場合、食べ過ぎを防ぐためにも「食事の前の水習慣」をおすすめします。

方法は簡単。1日3回、食事の30分前に1杯の水を飲むだけ!
水を飲むことで、胃腸管に水が溜まることから胃が膨れ、満腹感を得やすくなるといわれています。

「30分前に」というのも大切なポイント。
食事の直前に飲むと、消化液が薄められてしまうので、食べ物の消化・吸収がうまく行われなくなります。みなさんぜひ水習慣を取り入れて、食べ過ぎを防いでくださいね。

さいごに

運動・食事・水分補給。タイミングもうまく合わせて取り入れることで効果は全然変わってきます。
みなさんも、これらを最適な形で取り入れられるように意識してお過ごしくださいね。

 

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