あなたは夏痩せ?夏太り?正しい夏の体重管理で体重を維持しよう! | レフコメディア

レフコメディア

2018.8.12(Sun)

美容・健康

あなたは夏痩せ?夏太り?正しい夏の体重管理で体重を維持しよう!

みなさん「夏の体重管理」はしっかりと行われていますか?
毎年夏になると、自然と体重が変化し「痩せてしまう」または「太ってしまう」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ダイエットをしているからといって夏痩せを安易にラッキー!と喜んでいると、それは秋にリバウンドで太ってしまうという落とし穴があるかもしれません。また、ダイエットをしているのに逆に太ってしまうという方は、いつもの生活を少し変えるだけで夏太りを防止できちゃうかもしれません。

ということで、今回は夏に体重が増減してしまう理由と、対策についてご紹介します。

夏に体重が増減しやすい理由

「汗をたくさんかいているのに全然痩せない。むしろ太っていくのはなんで!?」

という質問をよくいただきます。そうですよね、汗をかくと代謝が上がってどんどん痩せていくのではないか?と思っても不思議ではありません。

しかし、夏よりも冬の方が代謝量は多くなることをみなさんご存知でしたか?

人間の身体には、体温を維持するために外気が何度であったとしても代謝で平熱になるように調整していく機能が備わっています。夏場の気温は、冬場よりも体温と近くなるため、体温調整をするためのエネルギーを必要としなくなります。これにより、自然と代謝も落ちやすくなるのです。

また、夏は汗をたくさんかくので喉が渇きどんどん水分を摂りたくなってきますよね。この水分の摂りすぎも体重の増減を招き、夏太りや夏痩せを引き起こす要因とも考えられています。

夏痩せする人の特徴

refco0802

夏痩せをするということは、基本的には食事エネルギー摂取量が下がるという事が考えられます。このため、もともと胃腸の弱い方は要注意の季節です。

汗をたくさんかけば、どうしても冷たいものがほしくなりますよね。

冷たい水やかき氷など甘いものをたくさん摂ってしまうと、胃腸など内臓が冷え冷えの状態に。そうすると胃腸など消化器系の機能は低下し、さらに食欲がわかず必要なエネルギーを摂らなくなります。

エネルギーがないとどうなるか?そうです、動いてもすぐに疲れてしまうため、動きたくありませんよね。動かなければ筋肉も減っていくので体重もさらに減少。体重計の数値は下がってもこれでは健康的とは言えません。

とくに食事で体重を落とし筋肉量も減った場合、食欲が戻った時には代謝をしてくれる筋肉量が減っているため、エネルギーが脂肪として蓄積されやすくなり結果的に「痩せにくい身体」が出来上がってしまいます。筋肉は簡単に減りますが、増やすのには時間がかかってしまうので、元に戻すのは簡単ではありません。

痩せたと思って喜んでいても、これでは夏が終わる頃には痩せにくく、リバウンドしやすい身体になってしまいます。長期的に考えると、全然嬉しいことではないですよね。

夏太りする人の特徴

refco0802a

たくさんかいた汗の中には、ミネラルやビタミンなどが含まれています。ビタミンやミネラルは身体の中で大切な働きをしてくれるのをご存知ですか?

これらは、食事で摂ったものをエネルギーに変えていくための潤滑油の働きを持っているのです。

汗をたくさんかくことで、ミネラルやビタミンが体内から出て行ってしまうと、身体の中で不足するため食べ物をうまくエネルギーへと変換できなくなってしまいます。

十分なエネルギーがないと、身体の防衛本能が働き、エネルギーを脂肪として溜め込みやすい身体になるのです。

また、カリウム不足も夏太りの要因の一つです。カリウムは、むくみの解消に役立つ成分として知られていますよね。汗をたくさんかき、水分を多く摂った際にカリウムが足りていないと、この水分も身体の中に溜め込まれやすくなってしまいます。

そして、睡眠。夜も25度以上の日が続くと寝苦しく、なかなかぐっすりと眠れないという方も多いのではないでしょうか?意外にも睡眠不足も夏太りの要因の一つだと言われています。

理由は、睡眠不足により自律神経を乱し、代謝を落としてしまうからです。また、睡眠不足は代謝を落とす以外にも、睡眠不足は過食やストレスになるリスクが高まってしまいます。

予防・解消法

夏太りも、夏痩せもやはり健康面を考えると避けたいところ。さいごに、夏場も健康的に体重を維持するために、夏太り・夏痩せの予防法と解消法をお伝えします。

一つ目は、運動。夏の体重管理にはやはり、運動がおすすめです。

エアコンなど身体を冷やすことの多い現代。軽い運動をして血流を促し、基礎代謝を上げていくことはとても大切です。

次に、栄養です。どうしても偏りがちになってしまいますが、食べやすいそうめんなどの炭水化物だけではNG。ビタミンやミネラルを豊富に含んだ野菜をしっかり食べましょう。

とくに夏はビタミンB群を摂ることがオススメです。ビタミンB群には脂肪燃焼を助けてくれる働きが多く含まれています。ビタミンB群は大豆にも多く含まれているので、食べやすい枝豆などもおすすめですよ。

夏に積極的に摂っていただきたい野菜の詳細は、「夏の野菜不足は恐ろしい?夏野菜で身体の中からひんやり健康生活を」の記事も参考にしてみてくださいね。

最後に睡眠。寝苦しい夜は続きますが、睡眠不足は成長ホルモンの分泌を低下させ痩せにくくなります。エアコンをタイマー設定にするなど、快適な睡眠が取れるように心がけていきたいですね。暑さから眠れないときは、タオルでくるんだ保冷剤で身体を少し冷やすのも効果的ですよ。

さいごに

いかがでしたか?
夏太りも夏痩せも気をつけることは同じ。身体をいたわって元気に夏をお過ごしください。

FACEBOOK フェイスブック