花粉症と運動には意外な関係が!花粉対策に運動が良い3つの理由 | レフコメディア

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2018.3.11(Sun)

美容・健康

運動と花粉症の意外な関係?ヨガやウォーキングが効くワケ

冬も終わりに近づき、ポカポカした過ごしやすい日が増えてきましね。ポカポカして過ごしやすい時期であると共に、春先にかけて花粉が飛散する時期にもなってきます。
花粉症の方にとっては、とても過ごしにくい季節になってしまいますね。

花粉症はスギやヒノキなど植物の原因だけだと思っている方は多くいらっしゃるのですが、実は運動不足が花粉症の原因になりえることをご存知ですか?

マスク、鼻スプレーなどでつらい花粉症を乗り切ろうとしている方、今年から花粉症対策に運動を追加してみましょう!今回は。花粉症と運動の関係についてお話します。

花粉症の外的要因と内的要因


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そもそもなぜ花粉症の症状が現れるのでしょうか?
花粉症は、体が花粉を外敵とみなして過剰に反応してしまうことで起こります。人の身体は、体内に侵入した異物に反応して、体から追い出そうとする働きが備わっています。例えば、くしゃみや鼻水、涙といった形で、意識しなくても自動的に除去してくれています。この異物に対する反応が過剰になったものが、アレルギー反応です。

花粉症になる要因には、体の外の環境と、体の内側の状態があります。

外的要因
● スギ花粉の増加
● ダニやハウスダストによるアレルギー体質化
● 大気汚染により微粒子に対するアレルギー反応が敏感に

内的要因
● 高たんぱくの食生活がアレルギーを誘発
● ストレスによる自律神経の乱れ
● 体力低下などによる免疫低下

おそらく多くのひとが、外的要因の対策を講じていると思います。例えば、目薬で花粉を洗い流したり、マスクで花粉の体内侵入を防いだりなどでしょうか。

しかし、多くの人が見落としているのが内的要因なんです。そして、この内的要因を解決する最適な方法が『運動』だと考えられています。ではさっそく、運動でできる花粉対策を見ていきましょう!

運動で自律神経を整える


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一つ目は、「自律神経の整え」です。自律神経が乱れると、ちょっとした花粉に対しても過剰反応を起こしてしまいます。ストレスが溜まったり、気持ちが不安定のときは自律神経が乱れている状態です。運動には自律神経を活性化させ、正常に戻してくれる効果があるんです。

運動療法として効果的な運動は、

1. 有酸素運動
2. ヨガ
3. リラックス効果の腹式呼吸法
といったものがあります。

運動で免疫強化

二つ目は、「免疫強化」。免疫バランスの崩れは、花粉に対する過剰反応のもとです。花粉に抵抗できるだけの十分な免疫をつけることが重要になります。そしてその免疫を作るのに、運動が効果的というわけなんです。普段から活発に動いている人や、スポーツマンは風邪をひきにくいのと同じですね。適度な運動で体力をつけることは花粉対策にもなるのです。

合わせて注意していただきたいポイントは、タンパク質を摂取しすぎないことです。健康な体を維持するためや、筋肉を付けるためにタンパク質を取ることは重要ですが、タンパク質の取りすぎには注意が必要です。タンパク質は分解されるとアミノ酸に、さらにアミノ酸が分解されてアレルゲンになります。最終的に、体に吸収しきれなかったアレルゲンは、アレルギー反応を誘発するものとなります。

運動で代謝を活性化


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そして最後は「代謝の活性化」です。新陳代謝は体の新しい細胞を作ったり、有害物を解毒したり、不要物を体外に出したり、様々な重要な役割を持っています。鼻、口、目などから侵入した花粉を自動的に処理してくれる新陳代謝機能が衰退していると、花粉症はひどくなってしまいます。

新陳代謝を上げる有効な運動は、有酸素運動です。有酸素運動とは、一定時間をかけて続けられる比較的負荷の少ない運動です。例えば、ウォーキングや自転車などがこれにあたります。

さいごに

運動を充実させて、花粉に負けない体づくりを目指しましょう!
花粉が舞っているからといって運動を諦めてしまわずに、室内でヨガをしたりジムをつかったりして、つらい時期だからこそ積極的に運動に励んでみてくださいね。

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