突然ですがみなさん。朝、スッと起きられますか?
朝が苦手な人もそうでない人も、最近はすっかり寒くなり、起きにくい季節になってきましたよね。
ただでさえ眠いのに、外は寒い…
こんな状況だと、朝はなんとか起きられても、1日をダラダラと過ごしてしまいそうですよね。
そんなときにお勧めなのが、朝の温活。
朝にできる温活をすることで、スッと目覚める上、1日を元気に過ごせるようになりますよ!
今回は、そんな朝温活をご紹介します。
まずは夜の”寝る準備”を整えよう
睡眠の質は私の健康ととても深い関係。
朝が起きられない…という人は、まず睡眠の質から見直してみるのも大切です。
人が眠っている間というのは、レム睡眠とノンレム睡眠という2つのタイプの睡眠を繰り返しています。レム睡眠が睡眠の浅い状態でノンレム睡眠が睡眠の深い状態。
このノンレム睡眠の質が低下していると、朝が起きられないということになってしまうのですね。
ノンレム睡眠の質が悪くなってしまう主な要因は、みなさんの生活習慣です。
例えば、電子機器の使用。
ベッドに入ってからも、スマホを使ったりテレビを見たりということをしていませんか?
このように夜寝る前に電子機器を使用することにより、交感神経が刺激されます。交感神経が刺激されリラックスできていないまま睡眠をとってしまうと、睡眠時間は充分でも睡眠の質が悪い..ということになってしまうのです。
上記のような生活習慣が当てはまるという人は、まず生活習慣を改善してみてくださいね。
朝ストレッチで温活
朝起きてすぐに簡単なストレッチを行うことで、1日を元気よく過ごすことができます。
夜寝ている間、あまり身体を動かさないことから、寝ている間に身体は硬くなってしまいます。その結果、体温も下がり、朝は代謝も落ちてしまうのです。
朝にストレッチをすることで、身体をほぐし、血流を良くしましょう!
体温や代謝が自然に上がり、すっきり目覚めることができますよ。
・猫ポーズストレッチ
まずは猫ポーズストレッチのやり方です。ヨガのポーズにもあるこの猫ポーズ。
身体がポカポカしてくるので、温活にも最適な上、腰痛にも効果があると言われています。腰回りの筋肉を柔らかくすることで、腰への負担を緩和してくれるのです。
- 四つん這いのポーズを取る
- お腹をへこませ、息を吐きながら背中を丸める
- 四つん這いのポーズに戻る
- 息を吸いながらおしりを突き出し、背中を反らす
・足抱えストレッチ
続いては、足を抱えるストレッチ。名前の通り、足のストレッチです。
- 仰向けに寝る
- 片膝を両手で抱え込むように持ち、もう片方をまっすぐに伸ばす
- 両足を伸ばし、そのまま足を頭の上に
- その状態で20秒キープ
- 反対も同様に行う
ベッドでも行えるとても簡単なストレッチ。ぜひ朝の温活に取り入れてみてくださいね。
朝ごはんも温活
ストレッチが終われば、朝ごはん。朝ごはんも温活になるよう、しっかりと身体を温める食事を心がけましょう。
朝ごはんにお勧めなのが「具沢山の温スープ」。
温スープと聞くと、それだけで身体が温まりそうですが、ポイントは具沢山であること。
スープに具がたくさん入っていることで、しっかりと噛むことができます。また、具材、身体を温めてくれるものもあります。
例えば、生姜。生姜に含まれるジンゲロンやショウガオールには発汗を促す作用があり、冷え性に効果的。朝から身体を温めるスープを食べて、温活しましょう♪
駅までの時間をウォーキングタイムに
さぁ、支度をしたら、学校や会社に向かう時間ですね。
駅までの時間も、温活タイムにしてしまいましょう!
毎朝30分ほどのウォーキングをすることは、身体を温めるのにとても効果的。
歩き始めて15分ほどしてくると、どんどん身体がポカポカしてきます。朝にウォーキングをすることで、太陽の光を浴びることができますよね。
太陽の光を浴びると、セロトニンという脳内物質が分泌されます。セロトニンが分泌されると不安や怒りといった感情を抑えることに繋がり、朝から気持ちをすっきりさせることができるのです。
また、朝のウォーキングは、頭をすっきりされることにも効果。
歩くことで身体の筋肉が刺激され、その刺激が脳に伝わり、脳細胞が活性化すると言われています。仕事場についたときには、身体も温まり、脳もすっきりしているなんて、なんだか1日を有意義に過ごせそうですよね。
さいごに
毎朝の温活で、朝の目覚めから1日の過ごし方まで変わってきます。
寒い冬も快適に過ごすために、ぜひ朝の温活を始めてみてくださいね!