段々と寒くなり、乾燥が気になる季節になってきましたね。

「 そろそろハンドクリームが手放せない…」

という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？
そんな季節には、保湿クリームによる保湿だけではなく、生活から見直して乾燥肌対策をしていくことが大切。

今回は、今日からぜひ生活に取り入れていただきたい乾燥肌対策をご紹介します。

乾燥肌って？

乾燥肌とは、肌のバリア機能が低下してしまうことから、皮膚の角質の水分量が減少している状態の肌です。

乾燥肌になってしまう要因は、生活習慣や睡眠不足、ストレスなど様々。
今のような寒い時期は、夏の時期に比べて汗をかく機会が減ってしまうため、皮脂を分泌するサイクルも低下します。その結果、肌が乾燥した状態になりやすくなってしまうのです。

「少し乾燥しているくらい、そのうち治るでしょ〜。」と、放置していると恐ろしいことになるのがこの乾燥肌。乾燥肌を放置しておくと、カサカサになった角質層が剥がれ落ちてしまうのです。

角質層が剥がれ落ちてしまうことに危機感を感じる肌の機能が、対策としてターンオーバーの周期を無理に早めようとします。

そして、ターンオーバーが無理に早められてしまうことで、未熟な角質層ができるという悪循環に陥ってしまうのです。こうなると、肌のバリア機能はどんどん弱くなってしまいます。

今は、「少しカサカサするなぁ」という程度でも、気づいたときには肌のかゆみに我慢できなくなるほど乾燥肌になってしまっているかもしれません。

乾燥肌チェックシート

かゆみを感じる前の、「なんだか肌がカサカサするな…」と思ったときこそ、乾燥肌対策を始めることが大切。
まずは、みなさんの肌の乾燥状態をチェックしてみましょう！

・洗顔後に肌がつっぱってしまう
・肌にかゆみや赤み、ピリピリとした痛みがある
・肌を触ると、なんだかザラザラしている
・粉を吹いたようになることがある
・化粧水が肌に染みる
・唇はいつもカサカサだ

いかがでしたか？当てはまるものが多ければ多いほど、今すぐ乾燥肌対策を行うことをお勧めします。

お家で簡単♪乾燥肌対策

私も実は乾燥肌かも？と思ったみなさん。
早速今日から乾燥肌対策を始めましょう！今回は、毎日の生活に取り入れやすい、簡単な対策をご紹介します。

衣類にこだわる

乾燥肌対策として大切なのが、「衣類選びにこだわる」ということ。
お肌に直接触れるものなので、やはり生地の素材などは慎重に選びたいですが、なかなかできないものですよね。

乾燥肌の方にとって、化学繊維やウールなどは肌の負担が大きいため、かゆみ感じてしまうことが多いと言われています。
化学繊維の服を着る際は、下に一枚綿のTシャツを着たり、下着を綿素材のものにしたりと、直接お肌に触れる部分だけでもこだわってみてくださいね。

お風呂はなるべくお肌に負担がかからない入り方を！

続いては、お風呂の温度。お湯の温度が熱すぎると、お肌への刺激が強くなってしまい、かゆみの原因となってしまいます。38度から41度ほどのぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。

また、身体を洗う際、ついついタオルでゴシゴシとこすっていませんか？
泡が立ちやすいタオル等で泡立てて、泡で優しく汚れを落とすようにしましょう。これは、毎日の洗顔も一緒です。

泡を流す際も要注意！シャワーの水圧がお肌に負担をかけてしまうこともありますので、強いシャワーで洗い流すのは避けてくださいね。

部屋の湿度を確認する

寒い・暑いなど、身体で感じやすいの温度と違い、忘れてしまいがちな湿度。
ですが、湿度にもしっかりとこだわっていきましょう！

一般的に、室内の湿度は40%~60%に保つべきだと言われています。乾燥による喉の痛みを時感じたことはございませんか？
それは湿度が40%以下になっている可能性が高いです。

これからの時期は特に、加湿器などを使って湿度にもしっかりとこだわっていってくださいね。

さいごに

今回は、これからの時期特に気をつけたい「乾燥肌」の対策方法をご紹介しました。
もちろん、直接的に保湿クリームやオイルでしっかりと保湿をするのも効果的ですが、今回ご紹介したのは、どれも今すぐ行える身近なものばかり。
ぜひ今夜から、取り入れてみてください。

また、乾燥肌には種類があり、アトピー性皮膚炎による乾燥肌など、セルフケアでは改善が難しいものもありますので、乾燥が酷い場合は、一度専門家にご相談ください。

辛いかゆみとはもうさよなら！乾燥肌対策で、快適な冬をお過ごしくださいね。